鹿児島県は薩摩藩と呼ばれていた時代から馬産が盛んな地域で
薩摩半島南部の川辺郡大倉野でも
古くから競馬が行われていた
お釈迦様の生まれた4月8日
この日前後に集まる花見客を楽しませる花見競馬に
馬は川辺郡内のほか
指宿のほうからも集まった
1931(昭6)年:地元の方がそれぞれの土地を提供して始まった南薩競馬場のお花見競馬は
桜の木の枝に登って見なければならないほどの盛況振りであった
1938(昭13)年:軍馬資源保護法により、南薩競馬場は廃場に追い込まれる
その後、戦後数年間はヤミで開催されてたようではあるが
跡地は川辺町競馬組合から県に譲られ
その県有地には当時の面影が残っている
鹿児島県川辺郡大倉野
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